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小児歯科

  1. 大垣市の歯医者「カルナデンタルクリニック」
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お子さまの大切な「歯」を守り、育むために


カルナデンタルクリニックでは、お子さまに痛みを抑えた治療をご提供することはもちろん、「予防歯科」で大切なお子さまのお口を守り、育てていきます。
お子さまのお口の状態は、全身の健康にも大きく影響を与えます。私たちは、医療機関だからこそできるプロフェッショナルケアでお子さまの大切なお口を守ります。



「子どもの歯はやわらかく、むし歯が進行しやすい」というお話は、お子さまをお持ちの方なら一度は聞いたことがあるかもしれません。お子さまのお口の中は、体の成長のスピードと同じように驚く早さで変化しており、目を離すことができません。
しかし、忙しい毎日の中で、お子さまに対して毎日100点満点のケアをしてあげることは、実際は難しいのではないでしょうか?
実は、お子さまのお口の健康は、年齢や成長段階によって気を付けるべきポイントがあります。このポイントを押さえなければ、やみくもに毎日のケアを重ねても、虫歯や歯肉炎、歯並び・・・といったトラブルを防ぐことは難しいかもしれません。
まずは親御さんが正しい知識をつけ、効果的なケア方法を知っていくことが非常に大切です。


なぜ、お子さまのお口の健康が大切なのか?


お子さまの年齢別のケア方法をご紹介する前に、なぜ私たちカルナデンタルクリニックがお子さまの予防歯科を大切にしているか、少しご説明させていただきます。
幼少期のお口の健康は、私たちが考える以上に多くの役割を担っています。その一例をご紹介します。


役割①食事をよく噛んで食べることができる


噛む刺激が脳に伝わり、脳の発達に役立つといわれています。また、食事をきちんととることで栄養を効率よく吸収することを助けます。

役割②正しい発音・滑舌を助ける

言葉を覚える幼児期にきれいな発音を正しくするためには、歯が健康であること、舌の筋肉を上手に使えることなどが大切です。


役割③きれいな永久歯を誘導する


「乳歯はどうせ生え変わるから虫歯になっても良いのでは?」とおっしゃる親御さんもいらっしゃいますが、そうではありません。乳歯は、のちに生えてくる永久歯の形や質、歯並び、顎の発達などに影響することが知られています。


役割④笑顔でコミュニケーションができる、豊かな表情を作る


口は、表情を作るという点でも大きな役割を果たし、円滑なコミュニケーションを可能にします。人格や社会性が形成される幼少期だからこその重要な役割です。

現代の予防歯科は、単に「虫歯を予防すること」だけが目的ではありません。体や心が大きく成長する時期だからこそ、小さいころから歯を守り・育てていくことが非常に大切なのです。


歯医者さんって楽しいね!


年齢・お口の状況に応じた適切なケアとは?


お子さまのお口を守り、育んでいくためにはお子さまの成長に合わせたケアが必要です。


0-3歳ころ


お子さまの虫歯になりやすさは、生後2~3歳ころまでに決まるといわれています。これは、この時期までにお口の中の菌のバランスが形成され、このバランスが大人になっても変わらないためです。生まれたばかりの赤ちゃんのお口には虫歯菌は存在しません。虫歯菌は、赤ちゃんをお世話するご両親をはじめとする周囲の大人のだ液からうつります。
ですから、この時期には口移しの食事など、大人からの感染に注意することが大切です。食事の際の箸やスプーンの共用を避け、日ごろ接する家族の方のお口を清潔に保つことで感染のリスクを減らすことができます。

また、歯がはえ始める6ヶ月頃から1~2年の間はむし歯になりやすい時期でもあります。3歳ころには一般に20本の歯が生えそろうので、正しい「仕上げ磨き」の方法をパパやママが身につけ、習慣にしていくことが大切です。


3-6歳ころ


個人差がありますが、5歳ころから永久歯への生え変わりが始まり、13歳までの8年をかけて28本の永久歯が生えそろっていきます。この時期に目指したいのは、正しい歯磨きを「自分」でできるようになること。特に、生え変わりの時期で歯並びがガタガタしているので、お口の大きさや歯の形状に合わせた歯ブラシ選び、使い方、タイミングまで、一生ものになる「歯磨き」の基礎を身に着けていくことが大切です。


6-13歳ころ


乳歯が永久歯に生え変わるのがこの時期です。永久歯といっても生え変わった直後はまだ歯質が完成していないので、注意深くケアを続けることが大切です。

小学校に上がると、年に1度は学校健診が始まりますが、「問題ナシ」とされた場合でも、注意が必要です。変化の速いお子さまの歯の場合、年に1度のチェックでは完全に安心することはできないのです。学校健診はあくまで「大まかな(目立った)問題がないかを集団でチェックすること」が目的である、ということを知っておく必要があります。

また、10歳前後からは生活環境、心のバランス、ホルモンバランスなど大きな変化が始まります。歯ぐきの腫れや出血なども起こりやすい状態になります。歯石・歯垢の除去は自分では行わず、医療機関で専門家によるケアを行うことで症状が改善されます。


15歳~


歯周病のリスクが少しずつ高まり始めます。
小学生まではフッ素や健診で歯医者に通っていたお子様たちも、このころになると勉強や部活などで歯医者に来ることが難しくなったり、保護者の方の手が離れ、歯磨きや食生活が乱れたりすることが、大きな要因として考えられます。

歯周病が進行すると、出血や口臭などを引き起こすだけでなく、若くして歯を失ってしまいかねません。体の健康と同じように、引き続きお口のケアについて理解を深めていくことが必要です。


歯ならびはいつからチェックするのが正解?


歯の生え始めから小学校に入学する頃にかけて、少しずつご相談が増えるのが「小児矯正」についてです。
小児矯正は、あごの骨のバランスや大きさを整える1期治療(骨格矯正)と歯の位置を整える2期治療(歯列矯正)からなる2段階治療があります。


1期治療は、3~12歳を対象にして行うもので、あごの骨がまだ柔らかく、これから成長していくお子さまだからこそできる治療です。なるべく大人の歯を抜かないで歯並びを整えることができます。
2期治療は、およそ10歳~成人に対して行うものですが、お子さまの歯の状態によってはこの通りではありません。永久歯が生えそろってから(成長が止まってから)治療した方がいい場合もあるので、専門家による見極めが大切です。


「予防歯科」が大事な理由


予防歯科では、こうした年齢に応じた細やかなケアを専門家に任せられるだけでなく、目に見えないリスクも管理することが可能です。
例えば、初期の虫歯や歯と歯の間にできた小さな虫歯、乳歯の下で永久歯がきちんとつくられているかなどは、レントゲンを使わないと判断することができません。
さらに、磨き残しがたまって石のように固まった「歯石」は、専用の医療機器でなければ安全に除去することができません。
予防歯科なら、虫歯を防ぐだけでなく、精密な検査結果を行うことで、お口の中の目に見えないリスクまで調べることができるのです。


小児歯科・予防歯科は健康保険が適応されます


小児歯科・予防歯科は健康保険が適応されます。少ない負担で、効果的にお子さまの歯を守ることができるのも非常に大きなメリットです。自己負担額が助成されますので、受付で健康保険証・医療証をご提示ください。


カルナデンタルクリニックの予防歯科がたくさんのパパ・ママに選ばれている理由


当院では、充実した予防メニューに加え、パパ・ママ、保護者の方にも安心して通っていいただける工夫がたくさんあります!カルナデンタルクリニックの予防歯科についてご紹介します。


1.お子さまのお口のことは全てお任せ!「キッズクラブ」


こども歯科では、歯医者さんが怖いというお子さまにも適した治療方法など、大人の診療とは違った取り組みを実践しております。キッズクラブは入会無料ですので、どなたもお気軽にご参加いただくことができます。


2.ご兄弟がいても通いやすい 無料 託児(キッズスペース) 完備


小児歯科では、保護者の方も一緒に診察室に入っていただけます。付き添いで来院されるご兄弟がまだ小さく、診療室内でお母さんと一緒に待つのが難しいというときは、当院の無料託児サービスをご利用ください。当院の保育士が、治療中にご兄弟をお預かりすることも能です。
※ご希望の方は、診察前にご予約をお願い致します。


3.授乳室を完備しています


カルナデンタルクリニックには、乳児のころから通っていただけるように、お子さま連れで通いやす医内設計をしています。
小さいお子様をお持ちのお母様が安心して治療や予防を受けられるように授乳室を設置しております。普段の診療室から離れた2階に設置いたしましたのでご自由にご利用下さい。



カルナデンタルクリニックの小児歯科(予防歯科)の流れ


実際の診療の流れと内容についてご紹介します。


初診日    


予約

当院は完全予約制です。お電話やインターネットからご予約いただけます。※転んで歯が欠けてしまった、歯をひどく痛がっている、など緊急性のある症状も対応しています。まずは一度ご連絡ください。


問診票の記入


受付にて問診表をご記入ください。お子さまの歯について気になること・不安なことなどご記入ください。


カウンセリング


問診票を元に、カウンセリングを行います。小児歯科の流れやキッズクラブのご案内をします。


検査


大人の方と同じように、歯科医師・歯科衛生士がお口の中をしっかりとチェックします。目に見えない小さな虫歯や歯と歯の間の虫歯も、レントゲンによって早期に見つけ出すことができます。また、磨き残しの状態をチェックし、歯磨きの「クセ」を見つけ出すことができます。


2日目


検査結果のお話


初診日の検査結果のご説明をします。治療が必要な歯があれば2回目の来院日に虫歯治療を進めていきます。


①虫歯治療


神経の処置が必要ない時は、1本1回の治療で終えられます。痛みを抑え・短い治療期間でお子さまの負担を減らします。治療が初めて、もしくは怖いというお子さまは、トレーニングから始めていきましょう。


②歯磨き指導


磨き残しのチェック、歯磨きの練習、フロス・クリーニング、必要に応じてフッ素をして仕上げます。その後は、3ヶ月に1回程度の定期健診を受診いただくことをお勧めしています。


定期健診では、虫歯の有無や歯磨きのチェックなどを行い、お口全体の健康を管理していきます。1年に1度は、永久歯や歯周病の確認のため、レントゲン写真の更新を行いますが、ご心配な方は一度ご相談ください。


予防歯科(定期健診)について


予防歯科で行うことは、大きく分けて2つ。プロフェッショナルケアと、ホームケアによるアプローチです。


1プロフェッショナルケア(専門家によるケア)


唾液検査


唾液の量、力、虫歯菌の数などの検査です。お子さまの虫歯リスクを確認します。唾液検査は保険適応外のため、希望される方のみ行います。お一人おひとりに最適な予防プログラムを作成することができるのでお勧めです。

唾液検査の詳しい内容はコチラ


歯磨きの練習


歯の噛み合わせや生え方はお子さまによってさまざま。一人ひとりにあった歯の磨き方を歯科衛生士が指導します。まだ歯磨きを自分でするのが難しい、小さなお子様には、保護者の方に仕上げ磨きの方法をアドバイスいたします。


クリーニング


クリーニングの専用の機械を使用した歯のクリーニングです。歯を削る機械ではないので、リラックスした状態で進めていくことができます。普段の歯磨きだけでは落とせない汚れや歯石を落として、お口の中を清潔にしていきます。


フッ素塗布


歯質を強化する働きがあるフッ素を表面に塗ります。虫歯になりにくい歯に育てるのに効果的です。


シーラント


奥歯の溝には汚れがたまりやすく・虫歯になりやすいため、溝を樹脂で埋め、お手入れしやすい環境にします。効果的に虫歯を予防する方法です。


2ホームケア(ご家庭でのお手入れの見直し)


  • 磨き残しのチェック・歯磨きの練習
  • 保護者の方へ仕上げ磨きのアドバイス
  • 食生活のヒアリング、見直し
  • 生活習慣のヒアリング、見直し

お子さまのお口のことは、カルナデンタルクリニックにお任せください!

お子さまのお口について、心配ごとはつきないのではないでしょうか?

  • 「歯が黄ばんでいる気がする」
  • 「子どもの口臭がきつくなっているかも・・・」
  • 「永久歯が乳歯に重なって生えてきてしまっている」
  • 「うちの子の歯並び、このままにして大丈夫かな・・・」

お口の悩みは、原因と対処法を知ることができれば、無駄に心配する必要もありません。まずは、小さな変化を見逃さず、どんな些細なことでもいいので、安心してカルナデンタルクリニックにご相談ください。


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